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自分がギターいじりに使ってるもの①電装まわり編

雑に自分がよく使ってるリプレイスメント用の物について書いてきます。
あとそれについての考え、これは前の安ギターのとこでも述べましたけどもうちょっと量増やしてだらだら書いていきます。

自分も電気関係はそう詳しい領域ではないので、間違っている部分多々あるかもしれませんのでご了承ください。
あとは音の変化というのは決して自分の好きな音になるということではないので、あまり考えすぎずにこれが自分のスタンダードってのを作っておくのが大事だと思います。沼らないので・・・。まあこれは個人的意見ですが。

コンデンサ

ギター界の沼やら闇やら。「とりあえずオレンジドロップにしよう!」とかよく聞きますよね。音がすごい変わったーとかそういった情報が溢れてるようなものでもあります。

じゃあ実際のとこどうなのって話なんですが、周波数特性は材質、製品によって変化自体はあるので理論上音に影響を与える部分ではあります。が、フルテンで使う分には聴覚上聴き分けるのはほぼ無理じゃないかなあと個人的には思ったり。
絞ったりする場合もぶっちゃけ自分はあまり違いが分からないです。
まずコンデンサの役割はトーンポットを絞ることによって高域が削られる、削られる量を決めるのが容量だというのもご存じだと思います。
ただ、容量によってアースに捨てる量を決めてるだけなので、そんなに聴覚上で確実にわかるって影響が出にくい部分ではある気がします。

ここに数千円とか数万円かけるよりかは、別のところにお金かけたほうがよっぽど音は変化するんじゃないかなというのが自分の考えです。

ただ、最初からついてるコンデンサは緑色のクロレッツみたいな見た目が何とも言えないものがついてることが多いです。なので見た目の観点から自分は変更することが多いです。

あとは自己満足だったり、自分の精神衛生面だったり、そういう部分の割合が多い部分かと感じてます。

一度周波数解析してみてコンデンサ死ぬほど試してみたい気もしますが、ヴィンテージオイルコンとかは容量の変化が劣化で起こってたり、色々測定条件を考えないとなんともならないのでやる予定はないです。

●実際に使ってるコンデンサ

じゃあ実際に何使ってるんですかって話ですが、下記の物以外基本的に使ってないです。
・KCK 0.047μF / 50V 
安かったから買ったディスクのセラミックコンデンサです。
見た目が好きで安価なのでよく使ってます。
50個ぐらいまとめて買ったので多分ずーっとこれでいくかなあと。

・オレンジドロップ(716P,715Pなど)

みんなだいすきおれんじどろっぷ!ていばんでだいにんきだね!
オレンジドロップ見た目的に入れたいなーってときは入れてます。
オレンジ色で丸っこくてかわいい、けど単価が微妙に高い。
レスポールタイプに突っ込むことが多いです。

②配線材

第二の闇、沼、配線材。これも色々巷で言われてる部分です。
ヴィンテージだとかどこどこのメーカーは良い、音が変わった、色々な情報が昔から錯綜しているところですね。

線の材質、ヴィンテージ品(NOSとか言われるんでしたっけ?)だと不純物とか、そういった要素で抵抗値などが変わったり、ケーブルの構造によって静電容量とか変わったり。

とりあえずここも沼るとキリがない、さらにいうと金額もコンデンサのようにどこまでも上がってく終わりが見えない感じなので自分はラインを決めてそれを満たす物しか使ってません。
ここにコストかけるぐらいなら別の物にかけたほうが良いかなという自分の考えです。

①コストは安ければいい
②一定の品質は担保してる
③AWG22ぐらいで撚り線
④取り回しがしやすい(重要)

実際に使ってる配線材
BELDEN 8503
もう言うこともない定番のやつ。色もいっぱいあります。撚線。
取り回しはしやすく、入手性も定番だけあって結構どこにでも売ってる印象。
ただ個人的にはここまで単価かける必要がないかなと思い、最近乗り換え。

・古川電工 ビーメックスS

被膜が溶けにくくてとても使いやすい。色も豊富。撚線。
最近はこればかり使ってます。単価も安いし言うことがないです。

③はんだ

はんだでも音が変わるってよく言いますよね。定番のKester44とか・・・?
はんだ付けするもの同士の接点をしっかり作っておけば、あとはそのへんのハンダでもいいかなとは個人的に思います。

実際に使ってるはんだ
・Kester44
一応定番なので使ってました。なんていうか普通のはんだ。まあハンダなんですけど。が、単価がいかんせん高いのと通販でポチポチするのがめんどくさい。
速攻で乗り換えました。

・goot 音響部品用はんだ SD-65
そのへんのホームセンターで買えるのと単価も安い、
スズ60%鉛40%とKester44と同じだしもうこれでいいんじゃないってことで最近はこれです。

④ポット

高いなーって一番思うところ。
こいつに関してはトルク感とか抵抗値、その辺で選んでおけばなんでもいいんじゃねーのって感じはしてます。可変抵抗のバラつきはどうしてもある程度出ますし。
材質とかによって当然音が変化するであろうとは思うけど無視できる範囲だと思ってるので自分は中華製の安ポットそのまま使ったり、買い足したりすることが多いです。
特にこれを使ってるぜ!って紹介できるものがない・・・。

セレクタ

これも同上。
セレクタのスイッチ感とかのほうが大事じゃないかなあと。
そのまま流用することが多いです、あとは中華の安物を買ったり。
これも紹介できるものがない・・・。

⑥ピックアップ

みんな大好きピックアップ!
ぶっちゃけ上でずらーって書いてきたものより一番効果実感できるかと思います。ただリプレイスメントピックアップはメーカーも種類も滅茶苦茶多いのでこいつも沼です。あと気軽にカップ麺感覚で試せるものでもないので結構ドキドキ。

ピックアップは有名メーカー品などを買うのも楽しいですが、よくわからない謎ピックアップや海外輸入品も結構面白いです。

選定するときはトーンチャートやネットの海に流れてるレビュー、動画色々な情報を複合させてうえで自分で判断し購入。という流れを踏むのが出来る限り自分の好きな方向に近づける近道かなとそういう気がします。
共通の試験条件や比較条件のもと各製品の比較が行われていたりすれば、このあたりはある程度悩まなくて済むのですが、実際そんなものはないので頑張りましょう。

●自分がよく使うメーカーとか
・セイモアダンカン

みんな知ってるリプレイスメントピックアップメーカー。
SH-1、STR-1、STL-1、SSL-4、とか使ってます。定番品が多めですね。
個人的には比較的好きなメーカーです。

・中華PU
みんなこわがるリプレイスメントピックアップ。
わけのわからないイン●ーダーもどきとか、アルニコ採用の謎シングルセットが破格値で買えたりします。
ピックアップ自体構造は単純ですのでガチャガチャ回す感覚で買って遊ぶことが多いです。よく弾くギターに乗せてたりもします。

・海外手巻きピックアップ
これについてはまだ手元に届いてないため、届いたら追記します。
とりあえずありえない価格。

⑦さいごに

とりあえずだらだら書いた文章を読んでくださってありがとうございます。
自分の好きな音を探すというのはとてもめんどくさくてだるいですのである程度の妥協も必要なのかなと思う今日この頃です。コンデンサとかほぼ分かんないですし・・・。
最後にこれだけは言っときたいのが「鳴り、抜け」とか抽象的な言葉を信じるより、自分の感覚を大事にしましょう。